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腰を引っ張ってます |
仕事が終わって家に帰り寛いでいると、どうも腰に違和感があります。腰が曲がらずに背中の筋肉に激痛が走ります(ーー;イタイ 一晩寝れば少しは回復するかと思いそのまま寝ましたが。。。 寝返りも出来ない程の激痛が背中から腰にかけて広がってきます。。。
夜中にトイレに行こうと体を少し動かしてみると今までに経験した事のない激痛が(ーー;
仕方ないので嫁さんを起こしてその場でトイレをさせてもらいました(^▽^;
嫁さん「ちっちゃ!(爆笑)」 私「あのね(ーー;人の不幸を笑うか!!」 嫁さん「だって(^▽^)ハハハ-ッ!」
まぁ~ (ーー;イイッカ!
でも、嫁さんが仕事に行ってしまえば家にはきたく一人になるのでトイレすら行けない状態になりますので入院を前提にこれからどうするかと考えました。
ベッドから出られないのでタクシーを呼んだところで乗れない。よって救急車を呼ぶ事に。。。 嫁さんと話をして何処の病院へ連れて行ってもらうかを話しました。遠い病院へ連れて行かれても、整形外科のない、または専門医の居ない病院へ連れて行かれてもたらい回しされるだけなので午前8時頃に嫁さんが近くの総合病院や救急病院へ電話をして症状を告げて受け入れてもらえそうな病院をピックアップしました(^へ^; やはり近所では先日お世話になった堀川病院が腰の専門医が居て設備も整っている事が判り電話をして受け入れの承諾が取れたので119番へ電話をして救急車を呼びました。
できるだけ通勤時間帯は避けて近所に判らないようにしようと思って119番に電話をしたのは午前9時を回ってましたが、きたくのご近所はサイレンに敏感なようで一同お見送りの中きたくは運ばれて行きました(ーー;
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入院診療計画書 |
救急隊員の方々は激痛に苦しむきたくが痛くないように特殊な担架に乗せてくれほぼ痛みを感じずに病院まで届けてくれました(^^) 狭い部屋の入口も玄関も上手に担架を傾けてくれました。これにはかなり助けられましたm(_。_)m
堀川病院でも同様に手際よく担架からベッドへ移されレントゲン、MRI検査と段取りよく検査が済みそのまま入院する部屋へ連れて行かれました。複数の看護師さんがきたくが痛くないように優しく対応して頂きました(^^)b
その後、主治医の先生が来られ検査結果をきたくに報告され、今後の診療計画を教えてくれました。病名は「椎間板ヘルニア」 入院期間は2月7日から21日までの2週間との事(@@; えらく長くかかるんだと。。。 病状説明の中で椎間板が出て神経を圧迫して起きるのもですが、人の自己治癒力により治る場合が90%とのことできたくも保存療法となるそうです。はみ出した椎間板が融ける?溶ける?どんな字を書くのか判りませんが、主治医は「とける」という表現をしていましたが、1~2ヶ月ではみ出した部分がなくなれば神経も圧迫されず痛みもなくなるとのことです。それまでは鎮痛剤を服用して重たいものは持たずに安静にするのが早く治す近道とのことです。またその期間を過ぎても痛みが引かない場合は手術などの外科的措置となるようです。
きたくは入院した当日こそ寝返りも出来ない状態でしたが、鎮痛剤を服用して翌日には寝返りができるようになり、その日の昼過ぎには歩いてトイレへも行けるようになりました(^^)v 3日目には腰に違和感はあるものの普段通り歩けるまでに回復しました(^^)v
となると主治医は「きたくさん!煙草も吸いたいでしょうし、このまま入院していても治療としてはないので退院して自宅療養に切り替えましょうかね」
きたくはここで少しごねました(ーー; だって入院生活が思ったよりも快適だったので(笑) 部屋は暖かいし、飯は運んでもらえるし、なにかあれば看護師さんが来てくれるし、風呂も入れるし(^^)v
家に帰れば飯は自分で作らないとないし、朝晩は寒いし、トイレは狭いし。。。 看護師さん居ないし(^▽^; そうそう!看護師さんのレベル高かったです! もち医療の話です(^。^;
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深夜の6人部屋 |
昼間腰を引っ張る治療をしていると痛みもなく心地いいのでウトウトと(^〇^; その結果昼間に寝て夜目が冴えるという事になり歩けるようになるときたくは深夜の徘徊を(爆)
きたくが小さい頃の病院といえば何処となく薄気味悪い雰囲気もありましたが今の病院はそんな事ありませんね! もちろんきたくのベッドで亡くなられた方もおられると思いますし、ご高齢の方も多くおられましたので昔も今も病院としての役割は同じですが、深夜歩いてトイレに行ってもなにも感じません! これってきたくが鈍感ってことでしょうか? そんな事はないと思いますが。。。
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深夜の徘徊 |
昼間に比べて点灯している蛍光灯の数はすくなくトイレと要所要所だけしか明かりはありませんが、病院と思わなければただのビルと同じです。 きたくが撮った写真にもなにも写ってませんよね?
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ナースステーション |
暗い廊下でしたが、ナースステーションだけは明るかったです。許されるなら中に入って深夜勤務の看護婦さんとお話でもしたかったと(^▽^;
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冷蔵庫の中には |
入院に際して嫁さんにお願いして色々と用意してもらいました。その中でも是非にとお願いしたのがノンアルコールビール(^^)v もちろん事前に看護師さんに了解をもらってのことです。でも煙草は全館禁煙ということでお許しは頂けませんでした(T。T) 主治医曰く「煙草吸うなら退院」との事。
病院は病気を治しに来るところなので病気の原因になる煙草は駄目だそうです。
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屋上からの眺め |
体が動くようになるとベッドに縛り付けられるのは苦痛になるので院内を散歩することに! 外出というのは散歩では認められていないんだそうです。前に外出と言って近所で煙草を吸っている入院患者が居たとかで近所から苦情が来たとか(爆)
屋上に上がると京都市内が一望に(^^)♪ 出来る事ならここで煙草を吸えれば気持ち良いだろうなぁ~なんて(^^;
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読 書 |
たった4日間の入院生活でしたが、一日をベッドで過ごすというのは時間をどう使うかで頭を悩ませました。嫁さんや息子が持ってきてくれた雑誌や漫画は読んじゃって、病院にある文庫本を読む事に。
最初に手にしたのが乙武洋匡さんの「五体不満足」 あまりにも有名な本ですが、読んだことありませんでした。読み進んでいくと以前テレビのドキュメンタリー番組で見た広凡性発達障害の野田あすかさんの「こころの音~あすかのおしゃべりピアノ~」という番組を思い出しました。また盲目のピアニスト辻井伸行さんの番組も。。。 もしも息子、娘に障害があればどのように育てようか、またどのように育って欲しいか。。。 きたくは親目線で読み進みましたが実際に、本当に我が子がそのような状態にならないと答えが出ないような気がします。読んだ後迷宮に入ったような錯覚が。。。
そしてもう一冊佐藤愛子さんの「娘と私の部屋」 きたくの知らない作家でしたが、読んでいくと娘との関わり方が面白く、表現が独特で引き込まれていきました。最後まで読みたかったのですが、1/3を残して退院となりました(^^; 帰りに書店に寄り探しましたが、見つかりません。
あまり本を読まないきたくですが、今まで赤川次郎、三浦綾子などを少し読んでます。赤川次郎は楽しく、軽く読めて面白く、三浦綾子は時代背景と共に開墾時代の北海道での壮絶なまでの人の生活が心に残ってます。
病院はお世話になりたくないところです。でも日頃から繋がりを持っておかないといい治療もままならないご時勢かもしれません。主治医という言葉は大切だと改めて思いました。
大阪で単身赴任をしていた頃も大便に鮮血が混じり大腸の検査をしたことがありました。その土地に住んで病院と関わると「住んでいる」という実感が沸くような気持ちになったのを覚えています。